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良いチームづくり 記事まとめ

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良いチームづくりに関する良記事をまとめています。
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#マネジメント

組織の"腹落ち"を科学する

久しぶりにnote更新です。今回は腹落ちについて。 以前に比べると、随分対話の価値や組織状態を見えるようにした後どのように取り組んでいくべきか、浸透してきたように感じます。中原先生著のサーベイフィードバックでも見える化した後のガチ対話やアクションが重要だと述べられています。 対話に関しても、U理論や傾聴、問いかけなど、日々様々な良著が出版されており、少しずつ取り組まれている方々の総和は増えているように感じます。 一方で最近、"対話した後"の収束や意思決定の難しさについて

社内ラヂオのすゝめ (組織開発に活用して分かったことやオススメのポイント)

僕は今、50名くらいのエンジニアリング部門で組織開発を担当していまして、「組織文化の形成」とか「MISSION・VISION・VALUEの浸透」なんかに取り組んでいます。 その施策として、社内ラジオを始めてみました。 最初は『うまくいくかなー?』と不安な気持ちもあったのですが、なんだかんだ放送回数も15回を突破しました。 『あれ、思ったよりアリだな』と、そこそこ手応えを感じるようになったので、備忘録がてら、気づいたことやオススメするポイントなんかを残しておこうと思います

チームの文化には地球最大級の力がある、そう信じてチームビルディングしようぜ。

しゅんしゅしゅんです。 「チーム」と「組織」の違いってなんでしょう? ダニエル・コイル先生の「最強チームをつくる方法」の前書きの中で、監訳者である楠木先生がこう述べている。 ・組織…企業でいえば、その会社、もしくはある事業部門のように、資本や会計の論理でひとまとめにされている全体 ・チーム…お互いの相互依存関係が日々の活動の中で認識し合える範囲にある人びとの集団 なるほど。この定義だと家族もチームと言えますね。 一方、「世界最高のチーム」の中で、ピョートルさんはチ

構成メンバーの能力なんかではなく、その相互作用の強さで、強いチームを見極める。

しゅんしゅしゅんです。 チームの強さを評価する時に、何を見ますか? 結局、チームに所属しているメンバー個々の能力に注目してしまいがちじゃないですか?どうしても、スタープレイヤーとかダメプレイヤーの技量やその数に注目してしまう。後は新人の数や旧人の数、その割合などに目が向く。いずれにしても個々の足し上げの考え方になっている。 でもね。ダニエル・コイル先生の「最強チームをつくる方法」の中ではこう書かれている。チームの強さは相互作用で評価される、と。 まあ言われてみたら確か

チームビルディングに悩んでいる方はこの5冊(+2冊の漫画)を読むと、世界が明るくなる。

しゅんしゅしゅんです。 組織論にはそんなに興味はないですが、チーム論には興味があります。 なんでだろう。うーん。個人の相互作用性が強いからかな。チームメンバーたった一人の一挙手一投足で、チームはすぐにダメになる。すぐに良くもなる。とても人間味があるから面白いんでしょうね。 「人の悩みは全て人間関係であり、人の幸せの根源もまた人間関係である」と思っている派なんですが、だからこそ良いチームで働いていると、それだけで幸せです。多分、仕事内容に興味がなくても、会社に悪い奴が多く

部署内で最もエンゲージメントの高いチームを実現した方法(どん底→いいチーム)

どうも、いいチームとプロダクトを創ること目指すマツバラヤスユキ(@yaspontax)です。 どん底からいいチームへの道のりを辿りながら、部署内で最もエンゲージメントの高いチームを実現した方法をご紹介したいと思います。 部署で最もエンゲージメントの高いチームエンゲージメントスコアの計測が始まった2017年11月頃から約1年間でチームのエンゲージメントスコアは右肩上がりに改善し、 その結果、部署内の5チームの内、最もエンゲージメントの高いチームになった。(次に目指すはA評

【#読書メモ】世界最高のチーム

チームを作っていくという表現より、どうやって成長させるのかについて、具体的な事例で描かれている良書。是非、本をまるごと読んで欲しい1冊。 【特に気になった言葉まとめ】 【目次】 第1章 世界共通のチームづくりのルールとは 第2章 「愚痴」も「もめごと」もチームにとってよいこと 第3章 チームのパフォーマンスを向上させる「良質な会話」 第4章 “一瞬”で差をつける「チーム時間」の使い方 第5章 「最少の人数」で「最大の成果」を生み出す方法 第6章 劇的に生産性を上げる仕組み

ダシとソシキの素敵な共通点。

最近ハマっているのが、『水炊き』を作ること。 寒いと鍋食べたいな〜ってことがよくあるのですが、市販のスープでは物足りない。 ということで、最近ダシから取ることにハマっているのですが、ダシとソシキはよく似ている。 良いダシじゃないと鍋はうまくない。そりゃそうだ。と皆賛同してくれると思います。鍋はダシが重要だと。 実はソシキも同じです。 うまい鍋を食べたければ、良いダシが必須です。同じように、良いプロダクトを作りたければ、良いソシキが必須です。 どちらもなくてはならないも