【wevox活用コラム.vol.10】その行動、エンゲージメントを下げているかも? vol.1
みなさん、こんにちは!エンゲージメント案内人のマーくんです。
普段は数十名の会社から数万人の会社まで、多岐に渡るお客様のエンゲージメントUPのサポートや、エンゲージメント向上スクール「Engagement Run!」でセミナー講師を行っております。
このコラムではwevoxやエンゲージメントをテーマに、これまで私達が蓄積してきた知見を皆さんに伝えます。ぜひ、組織開発の際の参考にしてください!
早速チェックしてみましょう!
前回、「"成功"よりも、"失敗をしない"」ということについて話をしましたが、それでは早速、ご自身の行動を振り返りながら、エンゲージメントをむしろ下げてしまう行動をしていないかどうかを確認してみましょう。
ここからお伝えする順番は、何かしらのデータに基づいていると言うよりは、我々の肌感覚や経験上から、重要だと思うようなものを並べています。
「ありがとう」と伝えることがあまりない
「ありがとう」の感謝は、言われて嬉しくない事はほとんどないですよね。実際良い関係性を作ろうと思ったら、助かったと思うことや、やってもらってよかったなぁと思ったことがあれば、細かいことであっても「ありがとう」を伝えることが重要だという事はなんとなく皆さんも理解できるんじゃないかと思います。
しかしながら実際にはこの「ありがとうの一言」をなかなか言えない人というのが実際に多く存在しているように思います。「ありがとうを言えない」と言う事は、関係性においてプラスの加点をされないだけではなく、「この人は感謝をするということができない人だ」と言うようなマイナスの印象を与えてしまったり、「この人はいつも上から目線であり、自分の方が偉いと思っている」と言うような印象を与えてしまうこともしばしばあるでしょう。
「ありがとう」を言わない本人は、おそらく気にしていないと思うのですが、受け取る側の気持ちや、「ありがとう」を言われない人の立場に立つと、これらは実はかなり大きなマイナスポイントになっていると思います。
顧客やメンバーよりも、常に「社内の上」の方が優先度が高い
ビジネスにはいくつかの関係者が存在しています。顧客はもちろん、一緒に仕事をするメンバーや、そのプロジェクトを回している上司と呼ばれるような存在の人たちもいます。もちろん、それら1つでもかけるとビジネスは成り立たなくなるわけですが、、、。
しばしば、いろいろなことの優先順位が、「社内の上」の人たちに向けられているということを見かけます。もしかすると本人にはそういう意図はなくても、そのようにとられてしまうような発言をしている可能性があるかなと思います。
ここで感じる事は、自分がないがしろにされているんじゃないかと言う事だけでなく、この発言をした人の裏表を感じてしまうということに問題があります。基本的に裏表がある人は、信頼をなくしやすい傾向があります。なぜならどんなセリフを言われたとしても、「この人は裏では違うことを言っている可能性がある」と言うような印象を与えてしまうからです。
この場合、顧客の前では、サービスを行い誠実に対応しているにもかかわらず、心の中では実は自分の出世の事や、上の人のことを意識していると思われてしまうことになります。
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ということで、今回は2つ紹介しました。項目だけではなくその考え方についても理解をしてもらうと同様のことをしていないか?を考えることができるのではないかと思います。
次回は更にいくつかの項目を紹介したいと思います。
ではでは。