【wevox活用コラム.vol.4】よい関係だと、自然とギブアンドテイクする
みなさん、こんにちは!wevoxカスタマーサクセスの平井です。
普段は数十名の会社から数万人の会社まで、多岐に渡るお客様のエンゲージメントUPのサポートや、エンゲージメント向上スクール「Engagement Run!」でセミナー講師を行っております。
このコラムではwevoxやエンゲージメントをテーマに、これまで私達が蓄積してきた知見を皆さんに伝えます。ぜひ、組織開発の際の参考にしてください!
今回のテーマ:お互いに協力関係がある
よい夫婦のような関係では、自然にお互いに協力をしようということが生まれます。これはギブアンドテイクの関係が成り立っているということでもありますね。お互いに持ちつ持たれつの関係になっているので、どちらかが困っているときには協力をすることがお互いにとってメリットがあるということです。
これは会社と社員の関係でも同じです。わかりやすいのは、社員が会社に貢献したときにそれに対して給与や、承認という形で、報いるということです。良く「お金は感謝の気持ち」とも言われますが、給与というのは会社からの感謝とも取れます。一方で、例えば、給与をもらったときや会社から評価をされたとき、「会社からこれだけ期待をされているのであれば、自分もその期待に応えよう」という気持ちにもなるでしょう。これは返報性の法則ともいいます。良い関係にはこういったことが自然に行われることになります。
よくない関係においては、ギブアンドテイク成り立っていない
一方で関係性が良くない場合を考えると、「お金をもらわない限りは協力しない。仕事をしない」ということや「労働をしたにも関わらず、相応な支払いをしない」「搾取しようとしている」ということが見受けられます。また「自分の成長のためだけに会社を利用し、会社の不利益のことは考えない」といったことも同じです。
これらは、ギブアンドテイクの関係が成り立っていないということになります。
当たり前ですが、人間関係において基本的なギブアンドテイクの関係性が成り立っていないのであれば、その関係は長くは続かないように、会社と社員の関係も長い目で見ると同じです。金銭的であれ、非金銭的(称賛、承認など)であれ、ギブアンドテイクをしっかりを実施していくことは重要です。
では次回は「心理的安全性」について話をしましょう。