毎日たったの15分!チームの人間関係をよくする方法とは?
wevoxカスタマーサクセスのMiki(@mikidh_atrae )です。今回は、私のチームで実際に行なっている取り組みについて記載をさせていただきます。キーワードは、相互理解です。
課題意識
私が所属するカスタマーサクセスチームは非常に役割も多岐に渡り、お客様との打ち合わせやお問い合わせ対応などそれぞれが役割をもち、日々業務を行なっています。人数が多いチームではないので、日中メンバー同士で顔を合わせることが難しい日もあったりします。また、日中のオンラインでのコミュニケーションはお客様やビジネスの話が中心となります。そのため、メンバー間で業務上のコミュニケーションは取っていますが、『お互いに日々何を考えているか?今どういうところに課題を感じているか?』『何を意識して働いているのか?』『どんなことが働くやりがいか?』『今楽しく仕事ができているか?』が少し見えづらくなった時がありました。
実施した施策
お互いの理解やコミュニケーションの方法について、チームメンバー同士で議論をしました。その結果、アイディアが出てきたので、まずは1つ実行することにしたのです。
そこで導入したのが、雑談タイムです。毎朝wevoxチームでは全体朝会があるのですが、その15分前に集まり、15分間だけ雑談をします。敢えて、話す内容を決めずにそれぞれが話したいことを1〜2分でシェアをします。
道具は一切不要。お金も掛かりません。
雑談タイムをする上で大事なポイント
実際に雑談タイムを初めてから、約3ヶ月。実施する中で私なりに考えたポイントを挙げてみたいと思います。
(1)パソコンや携帯は極力持たない。
雑談なので道具は必要ありません。目の前にパソコンがあるとどうしても画面を見てしまったりします。それでは話している相手の話に集中ができないので、手元には何も持たずに参加した方がよいと思いました。
(2)話している人の話を聴く。
これは、私自身注意しなくてはいけないのですが、疑問点が出てきたら、どうしても聞いてしまいますが、相手の話を遮らずに最後まで聴くということも大事だと思いました。
(3)仕事の話でなくても、OK!
人を知る上で、仕事以外の情報も重要。この雑談タイムでは、仕事以外のプライベートな話もしています。趣味の話、家族の話、音楽の話etc...ただ、気づくと仕事の話をしていることは多いです。
雑談タイムを通して感じたこと
毎日たった15分だけなのですが、実施前後での相互理解は異なると思いました。また、各メンバーが何を考えて、どういうチャレンジをしているのか?そういった思いが見えると、手助けをしやすくなりました。
それ以外にも、全く意図せず、突発的なアイディアが生まれたりします。おそらくですが、人はリラックスしている時にこそ、ぱっとひらめきがあったりするのかなと思ったりします。
雑談の効能は?〜wevoxの人間関係の数値を見てみた〜
実際に効果はどうだったのでしょうか?私たちのwevoxのエンゲージメントスコアの人間関係を見てみました。
なんと、仕事仲間との関係が向上していたのです。11月下旬に落ちていた数値はここに来て大幅に回復したのです。
ちなみにエンゲージメントスコアについて補足をしておくと、エンゲージメントはあくまでその時のチームの状態なので99点のように高い値でも、社内で褒められることはありませんし、自分たちでも喜びません。加えて、このエンゲージメントスコアは評価にも影響しません。
どちらかというと、私たち自身がチームをよくするために、施策のチャレンジをどれだけできるかが重要であり、結果スコアの変化量でしか結果を見ていないです。日々施策を実施しながら、実験を行なっているのです。変化量が多ければ、チームで喜びます。
今回の施策である雑談タイムは、時間にしたら、たった15分ですが、チームにとっては大きな15分だったのだと思います。是非5分でも良いので、雑談の時間を取ってみてください。
こういった各社さんの取り組みをDIOというメディアで発信してます。良かったら、他社さんの事例も見てみてください。