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【wevox活用コラム.vol.6】win-winの関係って、難しくて、でもとても重要

みなさん、こんにちは!wevoxカスタマーサクセスの平井です。

普段は数十名の会社から数万人の会社まで、多岐に渡るお客様のエンゲージメントUPのサポートや、エンゲージメント向上スクール「Engagement Run!」でセミナー講師を行っております。

このコラムではwevoxやエンゲージメントをテーマに、これまで私達が蓄積してきた知見を皆さんに伝えます。ぜひ、組織開発の際の参考にしてください!

今回のテーマ:win-winの関係って、難しくて、でもとても重要

これまで、「ビジョンが共有できること」「協力関係にあること」「心理的安全性が高いこと」などについて話をしてきましたが、これらを総じて、「win-winの関係」とまとめて表現させてもらうことがあります。win-winの関係と言うのは、みなさんも聞いたことがある概念だと思うのですが、特に「7つの習慣」で有名なのでは?という人もいるのではと思います。別に隠すことでもなく、このwin-winという表現はそれらを参考にしています。でも、そもそもwin-winの関係ってどういうことなのか?をちゃんと理解していない場合も結構多いなと感じており、このコラムでは少し細かく書いたみたいと思います。

win-loseとは、会社と社員のどちらもありうる。

「win-lose」という状態は、どちらか一方が得をしているが、他方は損をしている状態です。例えば、会社が労働力を搾取しようとしている状態というのはこれに当てはまりますね。ギブアンドテイクが成り立っておらず、会社が「テイカー」となってしまっている状態です。この状態は結構イメージしやすいwin-loseだと思います。しかし、逆に社員が会社を踏み台にして、自分の将来のキャリアや箔(はく)のことだけを考えて、肩書や不当に高い給料を持っていっているということもあります。これも「テイカー」になっている状態です。特に社員の力が強くなっている現代においては、優秀な人が会社の意に反して自分のためだけに会社を使うということはありますね。

また、「win-winというのは、会社が社員の目線に合わせるということですか?それだと成果が上がらなくなることが心配です」という話ももらいます。それはwin-loseです。なぜなら、会社の成果も同時に満たす必要があるからです。

世の中が「どっちかが勝つとどちらかが負ける」という考えたほうが簡単ですし、イメージしやすいということはあるでしょう。なので、win-loseの方に考えが流れることが多いのです。

ビジネスで良く聞く「三方よし」は綺麗事だと思ってしまう人は、win-winも存在しないと思っているのかもしれません。

win-winは妥協/折衷ではない。

win-winというのは、「会社にとっても、社員にとっても、この関係が良いと思えている状態」ということになります。会社としてはこの社員をもっと雇っていたいと思えるし、社員としても自分の人生においてこの会社は必要だと思えている状態でしょう。

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こういう状態だったとしたら、社員は安心して積極的にこの会社のために働こうと思うようになると思いませんか?だって働くことが自分のためにもなるし、相手のためにもなるわけです。そうすれば仕事にも熱中して働くことができるようになるでしょう。

セミナーをしていると良くある、「ちょっと違うかもしれない、、、」という認識があるので、念の為説明をしておきます。

それは、「社員と会社が話し合って、妥協点を見つけることですよね」「会社と社員が満たしたいことの折衷案のことですよね」というものです。

下記はwin-winを説明するときに良く使われる図だと思うのですが、会社が目指すものと個人の幸せがあったとき、その重なりがいわゆる「折衷案/妥協案」(下記の図の左)だと思います。

win-winというのは、その2者間で、より高みを目指そうとする試みのことになります。図でいうと右ですね。

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これはイメージの問題なので、正確に「こうだ!」という状況があるわけではないですが、例えば、下記のような違いです。

妥協/折衷案:(社員)「家庭があり、子供を育てているので、2時間しか働けません」(会社)「であれば、雇用形態を変えて、2時間だけ働いてもらいましょう」

win-winのシナジー:(社員)「家庭があり、子供を育てているのですが、なにか貢献できることはあるでしょうか?」(会社)「であれば、家でオンラインで働きながら、育児で培ったアイデアを商品開発に活かしませんか?」

よくwin-winの話をすると、「落とし所を探す」という言葉が出てくるのですが、その言葉のニュアンスには気をつける必要があるなと思っているので、念の為の共有でした。

ではでは。