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Wevoxチームの「事業やサービスへの誇り」をどう上げるか!?Wevoxチームのガチ対話を大公開。

エンゲージメント解析ツールとして、皆様に提供している"Wevox(ウィボックス)"ですが、当の本人たち「Wevoxチーム」は、Wevoxをどのように活用しているのか?についてあまりご紹介した事がなかったので、この記事では赤裸々に紹介していこうと思います。

「株式会社アトラエ」としては月に1回ATPF※(アトラエ的プレミアムフライデー)を行なっていますが、各事業部単位「Wevoxチーム」としての振り返りは、至ってシンプルに、"Wevoxの数値を見て、対話する"ことを行なっています。
※ATPFについては、以下の記事をご覧ください。

前提:株式会社アトラエでは、社員全員が、所属する事業部を越えた全グループの結果を閲覧できるようにしているので、月1回のサーベイ配信が行なわれた後、それぞれでログインして数値をチェックしています。)

きっかけは、いつも突然に。

赤裸々に、正直に、公表しますが、実は最近Wevoxチームでは「事業やサービスへの誇り」という項目が下がっていました。

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そこでエンジニアが上記をチームに発信してくれました。そしてWevoxを活用した「ガチ対話会」が爆誕しました。

会は、水曜日の仕事終わり。
まずは、希望者での対話会参加になりました。当日は13名程が参加し、聞き専の人もいれば、聞き専と言いながら途中から話したくなっちゃう人も。

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その辺りは、自由です。笑
「ガチ対話会」ではありますが、ゆるい会です。

結論ですが、会は本当にやって良かったです。チームのいろいろな新しい気付きを得ることができ、「いや、やっぱりWevoxって対話のきっかけになるし、誇れる良いサービスじゃん!!」そう思えました。

手前味噌が過ぎました。
次のセクションからは実際の対話会の様子をご紹介していきます。

"ガチ対話会"について

▼ 目的のすり合わせ
▼ チームに別れてガチ対話
▼ まとめ

会の最初に、全員で目的・意識のすり合わせを行ないます。

いつもクライアントの皆さんに向けてお話している内容かと思いますが、我々も人間なので対話をはじめると、つい忘れてしまいます。

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図4-1出典元:中原 淳/「データと対話」で職場を変える技術 サーベイ・フィードバック入門 これからの組織開発の教科書/PHP研究所/2020/2/26/P138

そもそも「対話」に、正解はありません。
正解を探しに行くのではなく、それぞれが感じている事を思うがままに話し、理解し合うのが、対話の目的です。

参加人数が多かったので、より多くの人が発言できるように2チームにわけ、対話をスタートさせました。プロダクトチーム(エンジニアやデザイナー)、ビジネスチーム(セールスやカスタマーサクセス)がなるべくバラバラになるようにしています。

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Wevoxの画面を開きながら、時には関係なさそうな数値も確認し、仮説を立てていきます。

▼対話の例1

・他の事業部での、同じ項目の推移の様子はどんな感じだろう?
 →Wevoxだけ下がっているな
 →他の事業部と違うことって何だろう?
  直近のチームメンバーの増加数?クライアントの特徴?KGI?
・他に下がっている項目はあるのか?
・逆に上がっている項目はあるのか?
・職種による違いはあるのか?
・数値からは一回離れて、単純に最近サービス/チームに感じることはあるか?

仮説だけではなく、普段疑問に思っていることも、おもいきってフィールドに上げ、議論し、お互いを理解することも大切な要素になります。

目的/ルールにも記載しましたが、対話のポイントは「質より量」、「まとめることより、まずは発散」です。

▼対話の例2

Aさん(セールス)「僕は、一度"誇り"を持ったら、なかなか下がらないものだと思っていたけど、なぜ下がってしまうんだろう?」
Bさん(カスタマーサクセス)「俺は、結構月によってブレることもあるよ。7が急に1になることはないけど、その月にクライアントと話した内容とかで、多少上下するな〜。」
Aさん「なるほど。そうすると意外と職種ごとでも、結果は変わるかもしれないですね!」

対話から生まれた、チームの新たな発見です。
こうした発見を、深ぼり、仮説を立て、それらしい課題感を洗い出します。"課題"は全て、チームがより良くなるための、『宝』です。

▼発見された課題例

・「自分たちは、もっとよくなれる」ということの現れかもしれない。スコアが下がっている事をネガティブに捉えすぎなくて良いのかも。
・チームメンバーもクライアントも増えたし、それによる成長痛かもしれない
・謙遜しているだけで、実は自分たちのサービスに対しての誇りは持っているかも
・最近プロダクトメンバーに、クライアントのポジティブな声が届いていない気がする(※元々クライアントワークが少ない中で、コロナで交流会がなくなった事/カスタマーサクセスがポジティブな声を伝えきれていない事)
・不具合対応の最前線にいるチームは、誇りを見失いやすいかもしれない

明日からできそうな事

課題が出てきたら、未来に向けた話をします。

例えば
最近プロダクトメンバーに、クライアントのポジティブな声が届いていない気がする
であれば、
クライアントの声をダイレクトに聞いているビジネスチームが、もっとクライアントのポジティブな声を伝えていこう!

これなら、明日から誰でも意識してできそうです。

「自分たちは、もっとよくなれる」ということの現れかもしれない。スコアが下がっている事をネガティブに捉えすぎなくて良いのかも
であれば、
「もっとよくなれる」と思っている点について、それぞれ議論する場を設けてみよう!

次の飲み会のテーマはこれで決まりそうです。

・・・

こうして1歩ずつ、チームが良い方向に向かいそうなことを積み重ねていきます。「絶対に真似できない施策」ではないと思いますが、いかがでしたでしょうか。

Wevoxチームは、このようにして、Wevoxを活用しています💁
是非参考にしていただきながら、チームの対話にしていただけると嬉しいです。

・・・

Wevoxは「We are the team.」とチーム全員が言える組織を増やす。をビジョンに掲げています。

従来の組織調査のように社長や人事だけが確認し対策を打つのではなく、組織の健康スコアとして、マネージャーやメンバーも含め、全員で組織づくりを考える。そして、1回や2回突発的に、組織のことを考えたり話したりするのではなく、定期的に考える機会を作る・全員でチーム作りを行う。
まさに「we(自分たち)」の「vox(声)」で組織を強くする。

その為にWevoxは「社員間での共通言語」となり「活き活きと働くことを大切にする文化」を作るためのサービスでありたいと考えています。

より多くの人が活き活きと働き「We are the team!」と言い合えるチームが溢れる社会になるよう、プロダクトを磨きサポート体制を充実させ奮闘していきます!

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