ユーザー同士の交流の価値とは?
Wevoxカスタマーサクセスの平木(@mikidh_atrae )です。Wevoxでは、Engagement Run!というアカデミーの講師をやっていたり、DIOというチーム作りに関するWebメディアを作っています。
昨日12/15(水)に、初のオンラインでのWevoxユーザー交流会を実施しました。通常のインプット形式のクラスよりも参加人数は少なかったものの、アンケートを見る限りは皆さん、刺激を受けたようにお見受けしています。
今日はその体験を受けて、考えたことをまとめてみました。
ユーザー交流会を実施しようと思った背景
元々、きっかけはEngagement Run!というWevoxのアカデミーに通って頂いてるアカデミーメンバーの方からのご相談でした。
Engagement Run!内でも交流会を目的としたクラスをいくつか設けさせていただき、日々交流は行っていましたが、もう少し色々な企業との交流を図りたいという相談をいただき、Wevoxを利用されている方でEngagement Run!に通っていない方も含めた会にしようと思いました。
我々Wevoxメンバーも、「他社事例が知りたい!」というご要望をいただくので、ユーザー交流会にすることでそのご要望にも答えられるのではないか?と同時に考えて、実施することを決断しました。
運営としてユーザー交流会を実施する際に注意したこと
Wevox内ではユーザー交流会の実施をしていなかったので、今回は募集記事内で事前に条件を書かせていただきました。グランドルールのようなものですね。下記が実際の参加条件です。
特に、2つ目のzoomのカメラONには、個人的にはこだわりがありました。私も日々沢山のクラスや企業研修を実施する中で、参加者の方の顔が見える時と見えない時の心理状態の違いを体感的に感じます。せっかく参加いただける方には話しやすい空気(受け手側の反応が見える状態)を作ろうということで入れさせていただきました。
また、限られた時間の中で交流会の時間を最大化するために、今回は事前に皆様に問いを3つ用意しました。(アウトプット方法は自由で、一応問いの3つが書かれたエクセルのシートも用意していました。)
Wevoxの推進活動における取り組みをテーマにしました。こういうテーマや問いとなるものがあると、話しやすいかと思ったので、テーマと問いは準備することを心がけています。
あとは、小さなことでよいから、気軽に参加してほしいというこということを可能な限り告知等で書かせていただいています。「まだまだ自分はやれていない」「自分は話せることない」と結構おっしゃる方は多いです。
でも、果たして本当にそうでしょうか?
私もWevoxのWebメディアであるDIOを通じて、色々な企業様にお話を聞く機会が多いのですが、ライターメンバーから問いを投げかけるとどんどん出てくるんです。こういう活動は答えもないし、エンゲージメントの活動が上手くいかれている企業様は、とにかくすごい革新なことをやって一気に短期で成功するということはなく、本質的に大事なことを日々コツコツと行っている印象がありますし、日々課題に真摯に向き合われています。短期で楽な道具はないのです。
仮に問いの①②が思いつかなくても、③の困っていること/課題は出てきて、それを思い切って共有しちゃうことで、実は先に同じ課題にぶつかっている人が「こういうこと、やってみましたよ!」って教えてくれるんです。
なので、上手くやらなきゃということではなくて、ありのままのことをお話できるとよいのかなと思っています。
最後に大事にしてる点としては、傾聴とポジティブ・フィードバックです。自身の視点で構わないので、他社のここがいいな!って思う点を見つけていただけるように、フィードバックがあれば、ポジティブにと伝えてます。そうすると、面白いことに良い点を探すんですよね。慣れないと大変ですが、フィードバックを受けた側も嬉しい気持ちになりますし、良い面を見つける訓練にもなると思います。
ユーザー交流会の価値とは?
皆の経験や学び、知恵を結集できる!
Engagement Run!というエンゲージメントのアカデミーを通じて、皆様に様々な形で学びのコンテンツを提供させていただいております。
もちろん皆様には知識をつけていただきたいですし、我々としては皆様にお役に立てる情報や知識等があれば、可能な限り皆様にオープンにしていきたいと考えております。
が、日々皆さんが行っている職場においては、会社/チーム分の経験が存在しており、失敗からの学びも含めて沢山気づきがあるのです。そこから学ばないわけにはいきません。
私としては、このユーザー交流会を通じて、経験や、そこからの学び/知恵を共有することにより、色々な方に色々なパターンの引き出しを持っていただきたいと考えています。
もちろん、ビジネスの業態や規模感等、組織作りには十人十色で同じところはありませんが、仮にビジネスや規模が違ったとしても、エンゲージメントと組織/チームの作りという共通点の中で必ず学びはあると思います。
自己理解や自社の理解につながる!
参加前までは「まだまだ自分はやれていない」「自分は話せることない」と思った方もおそらくいらっしゃったのではないかと思います。
しかし、実際に話してみると、「自分たちってこんなことを大事にしていたり、考えていたのか!」「この部分って実はできてる!」と気づけたりします。
同じ悩みや課題を持っているからこそ、共感もできるし、頑張れる!
エンゲージメントを高めるということ、組織/チーム作りは決して楽ではなく、期間で見ても年単位です。中には、担当人数も少なく、精神的にも苦労されている方もいらっしゃるのではないかと考えています。なかなか社内の活動なので、誰に相談をすればよいのかもわからないことも多いかもしれません。
他社と話してみると、みんな共通の悩みがあったり、困っていることがあったり、でもその中で工夫したり、頑張っている人がいるのです。そういう意味では、「自分たちだけではないんだな〜」と純粋に感じてもらえると思います。
私としては、ユーザー交流会が皆様の心の拠り所になり、勇気や希望、刺激を受けられる場にできたらよいなと考えています。もちろん違うチームかもしれませんが、Team Wevoxで皆さんで色々な課題に立ち向かえたらと感じています。
参加者の声
最後に、アンケートの感想の一部をご紹介します。満足度も非常に高く、色々な情報をお持ち帰りいただけたようです。
来月も、今回の改善内容を元に、下記のテーマで実施してみたいと思います。こちらはWevoxユーザーの方であれば、誰でも参加可能です!
最後に、年内最後のTeamwork Sessionが来週あります。Wevox利用企業様はもちろんのこと、Wevox未導入企業様も参加可能です。是非お気軽にご参加ください!