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【Sansan編】新入・中途社員のオンボーディングのコツ/エンゲージメント向上事例

忙しい人事のみなさんのために、エンゲージメント向上のポイントを組織開発メディア「DIO」のコンテンツからサマリー版でお届けします!

今回はSansan株式会社のwevoxを活用したエンゲージメント向上事例の記事からポイントをご紹介します。


オンラインでの新入社員研修はインプットとアウトプットに分ける

2020年にオンラインで行った新入社員研修では、前半期間をビジョンのインストールや相互理解を深めるインプットの時間に。後半期間を課題に対して施策を提案するワークショップなどアウトプットの時間にそれぞれ分けて実施したそうです。こうして会社のカルチャーに触れ、自分ごととして落とし込むことは大切なプロセスですね。

―研修の内容についても工夫されたのでしょうか?

中村:成果を出すにあたって、私たちが大切にしているMissionやValuesを体現できるか、そこを自ら語れる状態を目指すという大きな枠組みは変わりません。そのうえで、今年は「Be Professional 〜Valuesを体現して、成果を出す」というコンセプトを掲げました。

内容としては、社内ルールのガイダンスから始まって、サービスやプロダクトの基本についてのインプット、さらにはセキュリティについての意識づけのための研修やテストの実施。その後、MIssionとValuesを総称した企業理念である「Sansanのカタチ」のインストールのために、代表の寺田とオンラインでディスカッションするようなプログラムも用意しました。

あとは、お互いの相互理解のために、自分自身の強みを言語化してフィードバックし合う「強マッチ研修」を行いました。各々がアクションを起こしていく時にどう強みを生かすのか、Valuesをどうアクションとして体現していくのかをしっかり整理するのが、前半の1週間です。

―前半はインプットが中心のプログラム。

中村:そうですね。逆に後半はアウトプットがメインで、こちらが出す課題に対して施策を考えてもらったり、その施策を実際に部長クラスに提案してもらう場をつくります。いい提案であれば実際の事業の中で活用されることもあるので、まさに「成果」を意識した取り組みへと繋がります。

中途入社メンバーには集合研修で横のつながりを強化

さらに、中途採用のメンバーに対しては、従来の個別レクチャーではなく、集合研修にすることで横のつながりを強めたと言います。

―中途の場合、前職までの企業文化とのギャップをどう埋めるかは大きな課題の1つだと思います。そこで意識していることがあれば教えてください。

沢邉:実は、今のような集合研修を始めたのは今年(※)の2月からで、それまでは最低限の知識の習得を各担当が個別にレクチャーする形でバラバラに行っていました。それだと中途入社の人が横のつながりを意識できる機会がないんですね。歓迎している気持ちも伝わりにくいというか。だったら集合研修にして、「同期がいる」という意識を持ってもらいやすい環境を作ろうと考えたんです。
※2020年

エンゲージメントサーベイは「サーベイ後に何をするか」が大事

エンゲージメントサーベイは、ただ計測しておしまいでは意味がありません。Sansanでも日常の業務に取り入れ、「状態を把握した後に何をするか?」を常に優先してサーベイに取り組んでいます。

―いかに日常の業務の中に取り入れるかがポイントだということですね。

中村:そうですね。ただ、もちろん必要なものではありますが、「wevoxありき」で物事を考えてはいないです。あくまで「社員や組織の状態を正確に把握し、何をするか」が先にあって、それを続けるうえでwevoxが役立っている、というか。少なくともこの状態ができていれば、wevoxを使う意義が一定あると考えています。

以上、3分で読めるエンゲージメント向上事例でした!次回もお楽しみに!

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