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【wevox活用コラム.vol.8】「主体性」を理解する。

みなさん、こんにちは!wevoxカスタマーサクセスの平井、改め、エンゲージメント案内人のマーくんです。※まだ呼び方は固定していないので、変更するかもしれません!(笑)

普段は数十名の会社から数万人の会社まで、多岐に渡るお客様のエンゲージメントUPのサポートや、エンゲージメント向上スクール「Engagement Run!」でセミナー講師を行っております。

このコラムではwevoxやエンゲージメントをテーマに、これまで私達が蓄積してきた知見を皆さんに伝えます。ぜひ、組織開発の際の参考にしてください!

今回のテーマ:「主体性」を理解する。

前回、「率先してやってくれる人」を本当に主体性がある人と呼ぶのか?という話をしました。このコラムでは混同されると良くないので、それは、主体性と呼ばないということにします。

では主体性とは何か?特に、特徴が分かるように強調していうと、「自分が人生の主人公であるという自覚を持てている人」ということにしたいと思います。主体性の「主」とは主人公の主であると思ってください。まさに人生の「あるじ」であるということです。この言葉に込めた意味とは、「自分の人生に対して、自分が責任を持っている人」ともいえます。

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主体性がない人の反応

例えば、上司から「1日で営業電話を300件かけてください」という仕事を任されたとします。率先するが主体性のない人は「はい!300件やります!」とやり始めるでしょう。それは上司にとっては嬉しいことかもしません。ここから重要なのは、この人がそれをどのように受け取っているからです。それは結果が出なかったときのリアクションに出てくると思います。

上司:「300件電話して、結果が受注0件。。どういうことだろう」
部下:「え?すみません、、」
部下の本音:「口には言えないけど、私は行動しましたよ。その結果は知らないですよ。あなたがかけろと言ったからかけたんです

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つまり、自分が行動をしたのは、上司の指示であり、自分はそれに対して従っただけ。結果に関しては、本人の責任はないということにしてしまう可能性があるのではないか?ということです。

主体性がある人の反応「指示を受け取ったとしたら、それは自分の責任」

ここで言っている、主体性がある人は、上司から「1日で営業電話を300件かけてくれ」と依頼を受けたとき、

「受けるとしたら、それは、『自分が受ける』という判断をしよう。つまりいかなる結果だったとしても、それは、受けた自分に責任があると捉えよう」というイメージです。(複雑ですねw)

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そうすると、

上司:「300件電話して、結果が受注0件?」
部下:「すみません、私も今日は行動しはじめて100件くらいで、このリストの領域には〇〇というポイントが刺さらないということがわかりました。後半200件では、△△というポイントに変更したのですが、まだまだ話し方が良くなかったようです。トークのコツについて相談させてください」
部下の本音:「この300件がどんなに無茶だったとしても、自分はそれに対して『やる』と言ったんだ。だったら、その責任は自分にあるよね。」

ということになるでしょう。

主体性がある人の反応「指示を受けないとしても、自分の責任を果たす」

逆にこの300件という内容があまりよくないと思ったとき、「自分の判断で、『その指示を受けない』という判断をしよう。その代わり、その責任は自分でとろう」と捉えることになります。

上司:「1日で営業電話を300件かけてほしい」
部下:「すみません、今日の外出の予定を考えると、300件は難しいと思います。ただ、代わりに優良な顧客のリストが溜まってきたので、そこに外出先からメールをしてみます。そこから受注にトライしてみます」
部下の本音:「自分は指示に従わないのであれば、その責任は自分にあるだろう。つまり『代替案をだす』のも自分の責任である。」

ということになります。

更に言うと、「この代替案の結果が出なかったとしたら、『自分が評価をされない可能性』も理解している。そして、それも受け入れる」ということです。(厳しいですねw)

あくまで、全ては自分の行動の結果であり、その責任は自分にある、ということが徹底できている状態です。

もちろん、全ての行動でできるわけではない。

これらは理想的ではありますが、人間そこまで強くないということも本当のところだと思います。そんな聖人君子ってそうそういないですよね(笑)。ただ、こんな風に考えられるタイミングや機会が増えていく、というイメージでしょうか。少しでも「自分が自分を動かしている」という感覚が増えていくことが重要だと思います。

上司から「責任を取らされている」とはどう違うのか?

さてこれを見ると、「責任を取れ!って上司から言わされているのではないか?」とか、「上司が責任を部下になすりつけているのではないか?」という主張もありそうです。これとはどう違うのか?はどこかで紹介したいと思います。(ちなみに、もちろん、上司の、「プロジェクトを全体で成果を出すという責任」や「その人に任せるという責任」は全く消えないですね。)

これに関しては、みなさんも考えてみてください。答えは一つではないと主もいますが、ヒントは、「だったら、なぜ、その人はその会社にいるのか?」かなと思います。

なぞなぞみたいですね(笑)。今日はこのへんで。

ではでは。